普通の日常生活を送っていると
日記のネタになるような面白い事が起きない。
だから日記が書けない。
そう思っていた時期が私にもありました。
先日、花屋の前で「宝夢蘭(ホームラン)」と書かれたダンボールを見ました。
ホームランて。
わざわざフリガナまで打ってあるし。
そういや昔、バス停とかに「家~イ(イエ~イ)」と書かれた住宅情報誌なんかもありました。
イエ~イて。
これはいけません。なんともけしからん。
日記の基本は、「出来事→感想」です。
これは出来事だけでオチがついてしまっています。
いわば出オチ。
出オチが炸裂してしまったら、もう何を書いても蛇足というものです。
つまりですね、面白い出来事というのは
日記のネタには相応しくないのです。
それを捌ききる力量を持っているならともかく。
モノを書く、というのは、料理のようなものです。ネタの調理。
ありあわせのものでも、きちんと料理すれば美味しくなりますし、
どんなに上質な材料があっても料理人がダメなら出来上がりもダメです。
上質な材料に負けて、結局生のまま出すしかない、なんて事もあります。
まあ、結局何が言いたいかといいますとね。
宝夢蘭はどこからツッコんでいいのかわからないので
なんとかしてくださいということです。