さてさて、シナリオというのは文字ベースで進む作業ですが、
見た目のイメージがあったほうが、いろいろとやりやすいです。
設定という魂に、器となる肉体を用意してあげましょう。
そう、邪神復活の儀式のように!
なお、イメージが決まらない時に、
○○(作品名)の××(キャラ)みたいな感じ、というふうに
他のキャラのイメージを参考にする事を、生贄を捧げる、といいます。
もちろん嘘です。いいません。
普通はもっと設定が固まってからキャラデザするものですが、
まあ、そのときの気分で。
なに、設定上必要な特徴が出てきたら、あとから付け足しゃいいんです。
さて。
今回はツクール用のシナリオという前提でした。
気合入れてデザインした。完璧だ。さあツクールで動かそう。
「で、キャラチップどうするの?」
ウボァー。
こうなる事のないように、常に最終的な媒体は
頭に置いておかなければなりません。
漫画用にデザインしたキャラを小説で書くと容姿の描写がくどくなったり、
小説用のキャラを絵にすると細かい部分がアバウトだったりします。
さて、今回はツクールです。
ツクールのキャラチップは、やっぱりRTPを使うのが一般的でしょう。
RTPから好みのキャラを選ぶ。RTPを改造して好き放題作る。
さらには、素材屋さんの作品から選んだり
ちびキャラツクールでアレコレやるのも夢ひろがりんぐですね。
もうね、この素材選んだりするところが一番燃える。
あれにしようかこれにしようかと夢膨らみまくり。
今回は、RTP改造で行きます。
RTP改造ですから、改造で作りやすいデザインを心がける……というのは
あれです。改造で作りやすいデザインって何やねん、となります。
そんなわけで、先にRTP改造で作って、そこから絵を起こす、
絵に起こしてみて手を加えたい部分があったら
キャラチップに手を加える、というスパイラル戦法で行きました。
何もないところからデザインをひねり出すより
ある程度ベースがあったほうがやりやすいですし。
さて、普通、キャラデザ決めるのも、キャラチップ作るのも、
どちらもそこそこ時間がかかるもので。
その二つを同時にやるとなると、けっこう時間がかかります。
シナリオ作りと並行して、まったりやるのがよいと思います。
そんなこんなで、こうなりました。
主人公。


男装の麗人? 君は何を言っているのだ。
男装でショタ系だ!
自重はしない!
だってほら、普通の女の子が男装したらショタっぽくなるでしょ。
身長とか声とか無理があるでしょ。
みんながみんなクールビューティーとは限らないでしょ。
よし、完璧な理論だ。
なんか男装に見えないような気がしますが、大丈夫です。
作品内で周りがそう扱えば、そうなります。
髪の毛短いだけで男です。大丈夫、そんな漫画はよくあります。
作品内の世界に住んでいる以上、その世界の価値観は絶対です。
外の世界の住人のくせに自分の狭い価値観だけでおかしいという読者が
おかしいのです。
いっそのこと、この世界では女の子が髪の毛短いのは変、って設定に
してしまいましょう。これで完璧。
中世ではよくある事。
教科書に載ってる、夫の時計の鎖を買うために髪を売る話みたいな時代。
現代日本ではスポーツ刈りぐらいの感覚でしょうか。
さて、キャラデザの話。
アホ毛標準装備です。
なぜなら主人公だからです。
アホ毛とは主要キャラのみが持つことを許されるシンボル。
すなわちアホ毛とは王者の冠なり!
なんか、アホ毛なくしたらちゃんと男に見えるような気がしてきましたが、
世の中、譲れるものと譲れないものがあります。
主人公をデザインする時に意識してるのは、
肩から上だけで誰だかわかること。
肩から下って、描くことあんまないですから。
なお、ホリナイは没個性な主人公って設定だったので、特徴ないです。
で、パッとわかるようにしたいんですが。
この、顔だけでわかるようにというのが、なかなか難しい。
いつも悩みます。
髪型と色だけでは、そのうちネタが尽きてきます。
そういうときにやるのが、髪飾り。
これさえあれば、適当に描いてもそのキャラに見えるようになるという。
エレノアなんか、適当に描いても葉っぱつけたらそれっぽくなる。
あと、キャラデザで意識してるのは、配色かな。
なるべく色数を押さえるようにしてるんだけど。
今回、赤・青・黄がフルに使われてるから、派手すぎるかもしれない。
ていうか派手すぎる。ガンダムか。
いつもは、メインカラー+サブカラー+αぐらいです。
今回、黄色メイン+サブ赤+αのつもりが、青の面積が広くなりすぎて
どれがメインがわからなくなってしまったという。
まあ、そういうこともあるってことで。
主人公だから、ちょっとぐらい派手でいいのさー。
今月のアレ以外のやつの拍手返事。
>SNEで一瞬TRPGの話かと思った
それ なんて エロシナリオ
SNEきってのエロGMといえば山本弘でしょうか。
「山本氏のシナリオでは、女性キャラは絶対に
一度は脱がされてしまうというのは有名な話だ」って、
本にまで書かれてるという。
>ぺきんオリンピックに けんぜんマッチョが たくさん あらわれた

>迷走以外しっかり4文字の韻を踏んでる所がたまらないです
迷走暴走妄想様相。全部2文字の韻を踏んだつもりが、
4文字で一個仲間外れになってたとは。不覚。
みんなも一緒に踏もうぜ韻<ライム>、拍手と一緒に踊るスライム、
そしたらずっと俺たちのTIME!
>さすがパラ犬!俺たちにできないことを平然とやってのける!! それで、『 シナリオ製作過程の製作過程シリーズ 』はいつ書籍化されるのせんせー
完成したら、サイトのほうにまとめようかなー、と。
完成作品をゲームとして公開して、その製作秘話みたいな形であったら
面白いと思わない?
取らぬ狸の皮マスマティックス!
>ガッデェム!
ジュデーム。
>おお、カテゴリが増えた。わーい
>内容の濃いカテゴリが増えてる・・・がんばつて増やしてください!
こっそり増やしたのに、その日のうちに気付かれただと……!
カテゴリ増やしたからには、途中で闇に葬れないぜー。
もう、後戻りはできないのだよ!
するときはするけど! 最終兵器、カテゴリ削除!
>剥き出して 走れ
本日未明、全裸で町を走っていた男性が逮捕されました。
取調べ中、犯人は「剥き出して 走れ」と繰り返していた模様です。
>「頭突きするのに理由がいるかい?」ジダンですね、わかります。
なんであの尻尾主人公、zidaneって書いてるのにジタンって読むの。
サッカーといえばアルシンドの時代でした。
アルシンドニナッチャウヨー。
>直感は右脳から、理屈と言い訳は左脳からくるそうです!もういっそ左脳を封印しましょう!そうすれば常に直感が!きゅぴーきゅぴきゅぴーん!
私は常に大宇宙と交信しています。むしろ私が大宇宙です。
状況によって左脳と右脳を切り替えるのがモノ作りの秘訣さ!
自重はしない!というのが左脳封印状態。
技術や経験則で組み立てたり不要なものを切り捨てるのが左脳状態。
どっちもおろそかにしてはいけないぜ!
センスだけじゃ、ネタ出しはできても完成はできないぜー。
>いいよねー男装の麗人。登場するだけで一定の人気が確h(ry
いいよねー男装の麗人。
でも残念ながら男装の麗人じゃなくて、男装でショタ系なんだ。
どう考えても人気確保できなさそうだぜー。
だが自重はしない!
>デレを見せないのがポイントかッ!!
ツンデレとはすなわちアメとムチ。アメを簡単に見せてはいけません。
昔の人はツンデレをよく理解していたといえます。
>モンテ×ツンデレ×テキスト → ParaSite2D6 RPG館?
そうか、テキストサイトじゃないって何回も言ってるのに
テキストサイトとか言われるのは、ツンデレしてると思われてたからか!
「ゲ、ゲーム製作サイトなんかじゃないんだからねっ!」これで完璧だ!
>今日の日記はマダデスカー。どうでもいいですけど、マダガスカルとマダデスカって似ていますよね。
…って言うか、(※今月のアレ)ですよね? 違っていたらスミマセン。
せっかちさんめ。この拍手が送られた時間に起きたばっかヨー。
日付が変わるまでが今日です。家に帰るまでが遠足です。