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[ParaSite2D6 RPG館]

Author: パラ犬
pixivID: 141261
雑記 ] 2010/08/31(Tue)
ぱるんさんの8/24の日記に便乗。

不幸や絶望を扱った作品はそれなりに好きですが、
それ“しか”ない作品というのはどうにも好きになれません。

べつに悲惨な結末が嫌だというわけではなく、
問題が投げっぱなしのまま終わるのが嫌なのです。
不幸をばらまいて散らかすだけ散らかして片付けないみたいな。
読者に何かを投げかけたのなら、責任を持って回収する。
それが作者としての誠意というものです。

不幸話が量産される背景には、やはり
世の中の「世界はどうしようもなく残酷で、絶望を描く事こそが文学。
っていうか楽観的な奴はただの馬鹿」という風潮があると思います。

簡単に解決できない深遠なテーゼを投げかけたのだから
オチなんていらないでしょ?ここから何も感じ取れないのは
あなたが馬鹿だからですよ、とでもいうように
開き直ってしまいがちのが、どうにもアレなのです。
面白くする努力、思いを伝える努力を自ら放棄してしまっている。
すごくもったいない。

悲惨な出来事を扱えば高尚になるのではありません。
解決できないから放棄していいのではありません。
その「解決できない問題」を解決しようと
果敢に立ち向かうからこそ高尚なのです。
たとえ何一つ解決できなくとも、立ち向かう前と後では
同じように見えて何かが違う。その精神が尊いのです。

世の中は不条理だ、人間はみな不幸だ、と言うだけなら簡単です。
そんなもん、飲んだくれたオッサンでも愚痴れます。
この世が絶望に溢れていることぐらい、言われなくても誰だって知ってます。

ニーチェは狂気やら絶望やら神は死んだやら、厨二病患者に大人気ですが、
ちゃんと読めば、むしろ人間に対する愛がこれ以上ないほど
溢れていることがわかるはずです。
その上で絶望を受け止める。だからこそ、人の心を打つのです。
表面的な部分だけ見て誤解してはなりません。

誤解を受けている作品で有名なのは、「ひぐらしのなく頃に」でしょうか。
なにかと残虐性がクローズアップされる作品ですが、その本質は
逃れられない惨劇と恐怖と憎しみと見えない悪意に
何度も立ち向かい、力及ばす何度も絶望して、
それでも信じ合って力を合わせて戦う話です。

救いのない鬱話というのは、ひぐらしの出題編だけで
終わっちゃうような感じでしょうか。
犯人なんてわかるわけもないし、わかったところで何の救いにもならない。

絶望の淵にあってなお希望を失わない物語と、絶望に流されるだけの物語。
どっちが好きかと問われれば、自分は言うまでもなく
ちゃんと希望のある話です。ご都合主義は論外ですけど。
だからといって、希望の無い話がよくないとは思いません。
ただ、それを高尚だの人間の本質だのと言い切ってしまうのが問題なだけで。

絶望それ自体は何も生まないかもしれませんが、
絶望しかない物語だからこそ救われる人もいます。

心を閉ざした人間には、他人が描いた希望なんて
なんの慰めにもなりません。
作品の中の幸福なんて所詮は他人事。
むしろ自分の惨めさがいっそう強調されるだけです。

たとえば、異性関係で暗いモヤモヤを抱える人間なら、
主人公とヒロインがイチャイチャする話を見せ付けられるより
二人が不信感を募らせて互いに殺しあう話のほうが楽しめるでしょう。

そういう人たちには「愛の力は偉大だ」と言うよりも
「愛なんてただの性欲なんだよ!人間なんてみんな汚い!」のほうが
真実味を帯びて心に響くでしょう。
「愛する者を守るため戦う」は「暴力衝動を愛という言葉で正当化してるだけ」
でしょうか。

どちらが正しいとか歪んでるなんてものはありません。
絶望が高尚という思想が偏ったものであるように、
愛が高尚なんてのも、また偏った思想です。

ただし、気をつけなければいけないのは
価値観の押し付けになってはいけないということです。
これは問題提起だ!現実から目を背けてのうのうと生きている愚民どもに
世の真実をつきつけて目を覚まさせてやるのだー! なんてのは
ただの傲慢です。お笑い種にしかなりません。
人はとかく自分と違う価値観を持つものを見下しがちですから、
きちんと自分を律してやらないと。

グロ表現や読者の心的外傷に触れる恐れがある題材など、
普通の人が見て嫌悪感を催すことがわかりきってる作品は
あらかじめ注意書きをいれておくべきだと思います。

注意書きを入れたらネタバレになるから嫌、なんてことが
あるかもしれません。
そんな場合は、「読者を驚かせる」と「読者を不快にさせる」を
履き違えてはいないか、いちど確認してみることをおすすめします。
可愛らしいものに見せかけていきなりグロ、というのは
暴力にも等しい行為です。

不快感や残酷さというのは、強いインパクトを持ちます。
けれど、所詮はそれだけです。
その使い勝手のよさに溺れてしまわずに、
きちんと料理できるようになれるといいですね。

雑記 ] 2010/08/28(Sat)
figmaのブラック★ロックシューター買ってきた!

さりげなくアニメDVDがオマケについてます。
PVか何かだろうと思ったら、まさかの本編。フルで50分。

B★RSの話の内容は全く知らなかったもんで
フィギュア買うのにうしろめたい気持ちがあったんですが、
これでもう無問題。
いや、ほら、知らない作品のキャラグッズ買うのって、
なんかファンの人に怒られそうじゃない?

ちなみにアニメ本編は8月一杯までニコニコ動画で公開されているようです。

さて、アクションフィギュアってのは、ポーズのつけ方ひとつで
かっこよさがグッと変わるもんですが、
これはどんなポーズ取らせてもかっこいい。

自分、アクションフィギュアも、絵も、ポーズつけるの苦手なんですよ。
だから、自分の絵はいつも棒立ち。
たまにポーズをつけようとすると、関節の曲がり方が異次元空間ウボァー!

そもそもどんなポーズをつけたらいいのか思いつかない。
ポーズつけスキルに経験値割り振ってないから!

そんな程度のポーズつけでも、B★RSさんはかっこいい。
素晴らしい。

支えなくてもこれで自立するのがすごい.jpg

もうね、ただ立ってるだけでかっこいい。
ポーズをつけようと意識しなくても、立ってるだけで絵になる。

クララが立った!.jpg

ああ、これは、いいものだ。

ジャケットの裾が動くようになっていて、座りポーズもばっちり。
それでいて見た目の違和感がないのがさすがfigmaといったところ。
触れば触るほど職人技を感じられるようになっています。

アクションフィギュアの一体でも持っておこうかな、という人には
オススメです。figmaは安いし。

しかし、フィギュアに手を出すというのは、
一般人にとってはなかなかハードルが高いもの。

そんなときは魔法の呪文。

「これはデッサン人形として買ったんだからね!
べっ、べつにフィギュアに興味なんてないんだから」

デッサン人形ならしょうがないね!

絵に使えそうなポーズ.jpg



8/1までの拍手返事。

>生物キターーー しかしAAまで当てられるのか すごいなぁ

B.B.Joker知ってる人キター!
AAは、やる夫とかやらない夫も余裕で出てきた。
そのものズバリ「アスキーアートのキャラクター?」って質問があるからね。


>Akinatorやってみた。葛城ミサトが当てられなかったのは質問の答えが曖昧だったから?

答えが曖昧だったからだと思うヨー。
ミサトさんぐらい有名なら、ちゃんと答えれば一発で出る
リッちゃんだって余裕だぜ。


>マジでやばいですAkinator。どこまで当てる気だ。はまりますこれ。

Akinatorヤバイ。
20個の質問でどれだけのキャラクターに分岐するか計算してみたら、
「はい/いいえ」の二択だけでも100万通りのパターンがいける。
五択なら100兆近くなる。
あとは属性がかぶってるキャラに辿り着きそうな場合に
それを振り分けられるような質問を持ってくるってわけか。
これは世界中のキャラクターを網羅できるんじゃないか。


>akinatorはよく必死こいて英語を訳しながらやったなあ。超マイナー漫画で試したら当てられてびびった。なぜそこまで彼が思考を当てることができるのか。それはまだ混沌の中。それが(ry

噂は聞いていたけど、英語だからあんまりやらなかったな。
日本語対応してないのに日本のアニメキャラがあれだけ出てくるってことは、
海外のOTAKUが登録したってことなのかな。
OTAKUパワーおそるべし。


>なんつーかムカツク…
あー!スマン誤信。心理までデータ化されてしまうというのはオリジナルを目指していくクリエイターとしては癪になる部分もあり
やはり、所詮、この世はマトリックスだというのか…。信じたくはないけど。
てなわけで、まだ存在していないキャラクターならどうだ~!!というのはアホ過ぎるか。行くぞ15戦目。


んー、アレはただのデータベースの検索ロジックだから
心理を読むとかそういうのはあんまり関係ないと思うけどね。
大雑把にいえば、グーグル先生と一緒のようなもんだし。
まあ人間の脳もデータとロジックの組み合わせだと言ってしまえばそれまでだけど。
所詮は脳内にあるものの組み合わせでしか物を作れない。
絶対唯一のオリジナルなんて幻想さ。そこはクリエイターなら受け止めようぜ。


>面白いページの紹介ありがとうございましたッ!!

これはこれはご丁寧にありがとう!
面白さはみんなで共有するのがよかろうなのだ!


>ふりげまで当てるのかよwって思ってやってみたら洞窟物語のキャラ当てられた!すごい。

もうなんでもアリだな。
いつか自分の作品のキャラクターも出てくるようになることを夢見て!
そう、そう思っていたんだ。この時までは――(続く)


>聖なる夜のホーリーナイトのニートも出たよ!インド人パネェ

そんなネタに釣られ……ほんとに出たー!
上の拍手コメで「いつか自分の~」って思ったそばから!
しかももう5人以上プレイしてる。おまえら全員表へ出ろ!


>ぐま ま~ まぐまぐ ぐ~ ぐまぐまま ぐまー まっ

ま~ ぐ~ ぐまぐまま ぐま!


>おお、マナ伝。サハギン放置したりとか、焔城遠くに配置してハマリかけたのもいい思い出。

装備整えずにヴァディス様に戦い挑んでハマリかけたのもいい思い出。
焔城のランドレベルは盲点だわ。
奈落って、なんか自宅の近くに置きたくないよね。気持ち的に。
そんな自分のランドはマイホームの隣にゴミ山が。


>世界観……考えた事なかった。でも思い返すとそう言うのを大事にして制作してきたような気もする。

そう、答えはみんな、すでに自分の中に持っているんだよ!
世界観とはただの設定の集合体にあらず。
意識されることもなく、技術で埋めようとすればするほど遠く離れてしまう。
そういうものを大切にしていれば、どんなに道に迷っても
きっと光が見つかるさー!


>ドット絵講座萌えー

そ、そんなこと言っても続きを書いたりなんて……べっ、べつにアンタのために書くんじゃないんだからねっ!


>えれのあが、えれのあが、あきねーたーにいる!

今度こそ釣られないぞ、と思ったのに!
完成してない作品のキャラは、なんというか、困る。
っていうか、こんな質問が出てくること自体がおかしいわ!


>聖剣伝説LOMアルティマニアのamazon中古価格が定価の倍以上になってて吹いた

拍手返事がズレまくってるせいで価格変動しちやったけど、
ほんとに定価の倍以上になってて吹いた。
再販分なんて9000円ぐらいしてた。
クリアするのに攻略本は必要ないけれど、
これはLOM好きなら手元に置いときたいアイテムだからね。
LOMのアルティマニアは電話帳サイズの設定資料集。
どこぞの電話帳サイズの「説明書」とは大違いだぜ!

雑記 ] 2010/08/26(Thu)
絵を描き始めたときにお世話になった講座サイト
人を描くのって楽しいね」の本が一般書店で買えるようになったので
基礎を固め直すために買ってきたよ!

サイトの内容そのまんまだったらアレだなーと思っていたものの、
そんな心配は無用でした。
構成は、骨に肉をつけるようにステップアップしていく感じで
かなりわかりやすくなっています。
絵も全部書き下ろしで、けっこうなボリュームがあります。

独特な語り口はなおも健在。
お茶の飲みすぎに注意しましょう。

あのサイトを見に行って、ありがちなパターンが、
「全身2」のハート描きのホネホネ君で挫折、ってね。
あれ難しいよ。あんな立体描けないって。
そういや「全身1」はどこへ行ったんだろう。

本では、ペラペラ君 → ゴム板君 → ハート描き の順番で
ステップアップしていくので安心です。
立体は描けなくてもペラペラなら描ける(ような気がする)!

二次元萌え~.jpg

まだペラペラ君から先に進めていないので、
今日はここまで。

] 2010/08/21(Sat)
>じゃあ次は写真屋さんにいってみよーか。

という無茶振りが来たので。

前にも書いた気がしますが、
自分の絵の描き方とphotoshopの相性は
なんかもうこれ以上ないぐらい悪いわけで。

どれぐらい相性が悪いかというと、
円ひとつマトモに描けないぐらいです。

円とは何ぞやという哲学的な問いかけ.jpg

まず、線。
勢いだけでワッシャワッシャと線を引くような
ラフな描き方が自分のYARIKATAなわけですが、
勢いがありすぎてフォトショだと処理が追いつかないという悲劇。
カクカクになる。

あと、筆圧でサイズと不透明度の両方を制御したいのに
フォトショは「筆圧=太さ」のブラシツールと
「筆圧=不透明度」エアブラシがそれぞれ独立しているので
どっちかしか使えないのが悲しい。

[訂正]筆圧と不透明度の設定、できたよ!

次に塗り。
自分の塗りは、フラットなブラシで透明度の高い塗りを重ねて、
下の色を引きずって伸ばしながら混色する、
んで、その混色加減は筆圧でコントロールする感じなんですが、
フォトショのエアブラシは全然違うわけですよ。
水彩とエアブラシなんだから違うのは当然なんですが。

そんなこんなで、相性が悪いというか
画材が違うからいつものやり方が通用しないというか。

フォトショはフォトレタッチソフトなんだから
画像加工だけできればいいんだよ!
ペイントはペイントソフトにまかせればいいの!

しかし、ワンパターンな塗りだけしかできないというのは、
なんとも面白みに欠けます。
SAIを制しようというのなら、他のソフトも制せないでどうするか。
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠い男坂をよ…

というわけで、フォトショで描いてみた。

しんじゃだめ しんじゅひめー.jpg

聖剣LOMのキャラ絵の独特な水彩タッチは
フォトショっぽい感じがしたので。
いろいろやって、それっぽいタッチを出してみた。

家に帰るまでが遠足であるように
加工するまでがフォトショです。

これでまたひとつ、新しい塗りスキルをゲットだぜ!



7/27までの拍手返事。

>恋シミュ2製のゲームがWin 7のXP Modeでどれくらい動くのかも興味ありますね……

そのへんの動作状況もツクールwebに載せといて欲しいもんだね。
といっても、特定の状況で動くってのはいろいろと怪しいから、
通常のWin7で動かないなら「動作保障対象外です」で
統一しといたほうが売る側としては親切なんだけどね。


>ファミコン風のドット絵って原色しかないしかも3色ほどなイメージです。ポケモンの赤緑青とかは色数がないのに家とか草むらとか今から考えるととっても見にくいw

たしかに。そんなイメージ。
スプライトごとに3色だから、画面全体では50色ぐらい
使えるらしいけど、そんなに色使ってるイメージないなー。
中間色でも一色は一色なのに、なんで原色ばっかりなんだろう。
色数が少ないから逆に見やすいってのもあるかもしれない。
FF6のマップなんて、ものすごい色数多くて描き込みがすごいけど、
発売当時はゴチャゴチャして出入口がわからないと不評だった記憶が。


>エラーも含めて、ゲームかと思ったよ。なかなか難しいゲームだった( ´ー`)フゥー... でも、動いたときはヒャッホーって感じだったよ。なかなか爽快感あるゲームでもあったよ、

おめでとう! しかしその直後にVX版が(以下略
困難が大きいほど人は燃える。しかし困難だけでは不親切だ。
それはRPGの戦闘難易度にも通じるところがあるわけで。
システムが複雑だったり敵が強すぎると途中で嫌になるけれど、
ただの連打ゲーだと飽きるのもまた事実。
そのバランスが難しい。
全てのゲームの極意は……ツンデレ!


>LoveCraftのフォントがいい感じですね。手描きでしょうか?

英字部分は「Beyond Wonderland」、
日本語部分は「アームド・レモン」というフォントでございます。
フォント大好き。フォント萌え~。
面白いフリーフォントがあるとついコレクションしてしまうんよね。
そして、コレクションがいっぱいあるにもかかわらず、
新しいロゴを作ろうとするたびに、フォント探しの旅に出てしまう。
こんなアタイを笑うがいいさ!


>ニャル様は本体も含めて普通に可愛いじゃないか。
ところでクトゥルフって焼いたら何味がすると思う?烏賊の一種だから普通に食べられるような気がするんだけど。
個人的に一番好きなのは盲目白痴のAたんかな。夢オチ万能バンザイ!


クトゥルフは淡白で上品な味だと思う。フライにするのもいいかも。
A様は信者が多いね。
居酒屋とかで店員が「あざーっす」って言うじゃないですか。
あれはアザトース様を称える言葉ですからね。
あの人たち、太鼓とフルートを奏でるバイトも
掛け持ちしてるんじゃないでしょうか。
要注意ですよ。


>パラダイムのせいで寝づらくなったじゃないですか!責任とってくださいw

それは読んでて寝る時間がなくなったのか、
夢と現実がひっくり返るのが怖くなったのか。
なに、案ずることはありません。
貴方の存在がたとえ、胡蝶の見る夢だったとしても。
蝶が目覚める瞬間も、貴方に死が訪れる瞬間も、
どちらも貴方に抗う術などないのですから――


>ネクター は よみがえった

調べたら、ネクターってピーチネクターだけじゃなくて
いろんなところから出てるんだね。
ネクターは滅びぬ。何度でもよみがえるさ。


>RPGがめんどry…………ババさま、耳が痛いYO!

ちまちま戦闘でレベルを上げる作業より、プレイ動画のほうがいい。
いつからワシらは変わってしまったのじゃろうかのぉ……
なに、面倒なだけならまだ救いはあるわい。
無理をして自分を騙して、本当に嫌いになってしまう前に、
少し距離を置けばいいのじゃよ。
RPGが面倒なら放っておいて寝ればいい。
ツクツクが面倒なら絵でも描けばよい。
部屋を片付けるのはテストの前の日。それがワシらの生き方じゃよ。

] 2010/08/19(Thu)
SAIがハードディスクの肥やしになっていたのを発見したので
引っ張り出して来たでござるの巻。

試用版は一ヶ月制限があるから使いまくろうと思うけれど、
製品版でその制限が取っ払われると、なんかそこで満足して
使わなくなるのはあれか、いきもののサガか。

まあしかし、これまでPainterばっかり触ってきた身にとって
急に新しいツールを使うってのは
なかなか戸惑いが多いってもんです。

慣れないものが使いにくいのは当然で。
しかし使いにくいもんは使いにくいわけで。
どうしても「やっぱいつも使ってるやつのほうがいいや」と
なってしまいます。

しかし、これはよろしくない。
もったいないオバケが出ます。
オバケこわい。

まずはいろいろと理解すべき点が多いです。
“理解”の方法といえば、古今東西、やっぱりこれでしょう。

「拳で語り合う」!

そう、拳を交えることでしか得られぬ物があるのだよ!

というわけで、実際にあれやこれやと格闘しながら
モリモリ塗ってみた。厚塗り。
無駄に時間がかかったけどキニシナイ。

おでーん.jpg

なぜか「厚塗り=オーディンスフィア」という図式が自分の中にある。
グウェンドリンの羽ってば厚塗り以外の塗り方だと
雰囲気出しにくい気がする。というかたぶん描くのも塗るのもめんどい。

SAIは名前的に水彩ツール的なイメージがあったけど
色を重ねたときの伸びがいいので厚塗りと相性が良いと思った。
そもそもPainterで厚塗りってのが間違ってたのかもしれない。

OK、厚塗りはSAIでいこう。

SAIでしかできないこともいっぱいありそうだから
そのへん覚えて行って、うまいこと使い分けようと
おもいました。まる。



8/20までの拍手返事。
[訂正]7/20まで

>始めまして。本当にいまさらって感じなんですけど、2010エイプリルフール跡地で、鳥肌が立ちました。すごかったです。
あと、拍手の絵が「抹茶味の蕨餅」みたいでかわいいです。和みます。
パラ犬流シナリオ製作実況生中継おもしろいです。エステルさんかわいいです。あと、大樹の守護者の物語のエノレアちゃんもかわいいです。こんなキャラを生み出せるパラ犬さんはきっととてもかわいいんですよね!


はじめまして。君のほうがかわいいよ!
なら歌はなんだかんだでまだ完成してないから
全然いまさらじゃないよー。アリガトネー。
拍手のアレは今の季節にぴったりだから
どんどん押そう! 破裂するまで!
コランダムと大樹は絶賛後回し中だけど、
なら歌となもさくが終わったらバリバリやっちゃうけんね!
覚悟しぃや!


>今さらだけどVistaでXP互換を試してみたら2回で付いたよ! エラーの海を乗り越えた者だけが得られる伝説のアイテム・・・それがあとがき。

おめでとう!
しかしその直後に普通にあとがきが見れるVX版が公開されたという悲劇。
ですが悲しむことはありません。
大切なのはどんなアイテムを得たかではなく、
知恵と勇気で困難を乗り越えた経験そのものなのですから――


>これを見た時の貴方は、これを送った時の貴方よりも禿げてしまっている。まる。

やあ。一ヶ月前の君から伝言を預かって来たよ。
さあ、受け取るがいい!
髪は日々抜け落ちて、抜けた髪は二度と戻らない。
薄くなる頭髪は時の無常さ。砂時計の砂のよう。
お前はもう禿げている。


>持っていかれた!

~もってけ!真理の扉!~
曖昧何センチ そりゃチビってことかい ちょ
――この調子で一曲全部ハガレンネタにしようとしたけど
挫折したの巻。


>ドット絵講座のおかげで、1280×960なんていう、暴挙にも等しいサイズのドット絵を打つことができました! → (※URL)
(pixivなんて高度なコミュニティには所属してないので、拙作ブログのアドレスでゴメンなさい。)


でけぇ! まさに暴挙。
普通の絵でもそんなサイズで描かないよ!
もはやドット絵とは何ぞやという領域だね。
言葉の定義どおり一ドットずつポチポチ売っていったら死ぬ。
フルHD解像度でテトリスやるかのような。


>どうやら私は音速拳の使い手だったようです……一晩に真っ暗な中でミスせずに3回繋げた事が・…・

3HIT Combo!!
素晴らしい。ついに《心眼》を極めたか。
じゃがそれで慢心してはならぬぞ。
いずれさらなる強い蚊(てき)が現れるじゃろう。
猛者は引かれ合う――より強い者を求めるがゆえに。


>パラ犬のくせになまいきだ  でも作っちゃえよ

こっちがなまいきなのかYO!
なまいきっていうほうがなまいきなんですー。
ゆえに勇なまは魔王のほうがなまいきだ。
関係ないけど、ふと「勇者のくせに生足だ」というタイトルを思いついた。


>飲むプリン、両方とも食らってきましたよ! 中身を見るのは忘れましたが。

両方ってことは、缶入りのほうもか!
あれ売ってる自販機ってレアなんよね。
中身は見なくてよかったと思う。いのちびろいしたな。
ストロー越しに見るだけでグロかった。


>これは これで なんか とても みてみたい かも しれない。

これは これで つくってみたいとおもいつつ
まっぷとか てきとか ぜんぶ
じさくしないといけないから
たぶん むり

雑記 ] 2010/08/16(Mon)
実家の自分の部屋を大掃除しました。

長きに渡る封印の解かれし時。
時間(とき)に置き去りにされた魑魅魍魎が飛び出すのが
大掃除というものです。

お宝のひとつでも出てこないかと思ってたら、
なぜかアサガオの種が大量に入った箱の中から
ティファニーのゴールドオープンハートが出て来たりしました。
埋蔵金ほんとに出てきちゃったよ!
(チェーンが切れたという理由で、おかんがくれたらしいです。
そんなもん子供に渡すんじゃありません)

さて、大掃除の出土品として欠かせないものといえば。
そうだね、昔のらくがきだね。

発掘されたのは、おそらく自分史上で最古のツクールメモと思われるもの。
スーファミ版ツクール。中学生の頃のです。
あの頃は真面目にツクツクしてたもんです。授業中に。

歴史的に貴重な資料、とくと御覧あれ!

 →マップ&イベント配置
 →イベントコマンド

何が書いてあるのかよくわかりませんが、
大丈夫。本人もわかってません。

当時の自分は、十数年の時を経て
こんなものが全世界に公開されるとは
思ってもみなかったでしょうね。
昔の自分が知ったら「ちょっ、なんでやねん!」ってなると思います。

昔の人が、自分がなにげなく作ったものが
数百年後に「当時の歴史を知る資料」として民俗博物館なんかに
展示されちゃってたりするのを知ったら、
きっとこんな気持ちになるのでしょう。

まず、名前がすごく適当です。
こういう、何かの名前からまとめて引っ張ってきたものは
名前の響きがかっこいい奴が重要人物という鉄則があるので
ここでの重要人物はラズ・ベリーだと思われます。

ベリーはともかく「カタクリ湖」という名前はよさげなので
そのうちどこかで使うかもしれません。

「ぶ:」というのはおそらく
イベントコマンド「ぶんしょうをかく」の意味。

「1/4」とかの数字はイベントページ。
スーファミ版は最大4ページしかなかったのでございます。

「じどうてきにはじまる」イベントがやたらと多いのは、
当時のツクールは自分以外のイベントの動作指定ができないため
複数のキャラクターを動かすには、スイッチを駆使して
移動させたいキャラの自動イベントを呼び出して
動かしてやらなければならなかったからです。

しかも前述のとおりページは4つまでしか使えませんから
本当にちょっとした動きしかさせられません。

今でこそ、全自動でイベントが動く「見るだけゲー」は
手抜きネタゲー的なポジションですが、
昔はかなり高度な技術が必要だったのです。

さて、それからもうひとつ。
こっちはキャラのサイドストーリー。
メインキャラである、魔王の呪いでカエルになってしまった
吟遊詩人のお話。

 →カエル

これは……どこからツッコむべきか……
なんというか、スレイヤーズ世代にありがちなノリ……!

スレイヤーズがラノベ界に与えた影響は計り知れず。
ラノベ読者層である当時の中高生にもまたしかり。

てか、自分の中学生の頃の作風ってこんなんだったんだ……
おかしいな、もっとまともな文体だった気がするんだけど。
記憶というのは都合よく改竄されるもの。

まあ、中学生なんて小学生の延長ですからね。
そう考えると、ネットで活躍してる中学生ツクーラーってすごいわ。

まあね、フリゲ界でクソゲー扱いされてるどんなものより
昔の自分のモノのほうがひどい自信がありますからね。

授業中に友達に回して読むものと
不特定多数に公開するものでは違うような気もしますが、
その本質は変わりません。
この世界で何人が罪(黒歴史)を犯さずに生きられると言うのか。
罪を犯したことのない者だけが彼等に石を投げなさい。

じぶんのよわさをしることで
またひとつ たにんにやさしくなれるようなきがするよ

しかし、こんなのでも、楽しんで作ってたんで
黒歴史ではないですよ。
むしろ純白ですよ。青春白書ですよ。

その本質は変わらない。
何のために作るのか。それを見失いがちなときは
昔を思い出してみればいいのです。

よし、ちょっといい話でシメた。

] 2010/08/13(Fri)
えぬ子の8/11の日記に便乗。

ロロナのアトリエの絵師として有名な岸田メル氏の
リアルタイム絵描き動画が紹介されています。
岸田メル氏の塗りって、自分の中では厚塗りに分類されてたんだけど、
水彩筆だったんだ。SAIの。

それはさておき、絵を描く速度の話。

絵に限らず、速度ってのは
結局のところ「慣れ」のような気がします。

スキルレベルが上がるってのは、
ファンファーレが鳴って今までできなかったことが突然
できるようになるってわけじゃなくて、
今まではいろいろな苦労をしなければ実現できなかったことが
いつの間にか苦もなくできるようになっていたってことなんじゃないかと。

絵でいえば、何度も何度も形を取り直したり
アタリ線で真っ黒になってどこに線引いたらいいかわからなくなったり
あとでバランスがおかしいことに気付いて大胆にパーツ移動したりと
そういう大改造をしないとマトモな形にならなかったものが、
その改造を通じて自分の絵の弱点を把握して
最初から改造後のバランスで形を取れるようになる感じです。

そうやって余裕ができることで、次の課題に目を向けることができて、
そこでもまた試行錯誤が繰り返されて、それを克服して、
また次の課題があることに気付く、この繰り返し。

最初は目が描けないとか髪の毛がまとまらないとかに悩んでいたのが、
それをクリアしたところで初めて
「首から下」という世界があったことに気付く、みたいな。

悩んでモノにしてまた次の問題に悩んでモノにして、
そうやって螺旋のようにぐるぐると回っていくのが「成長」で、
長い目で見れば「できなかったことができた」ように見えるのかと。

速度が上がるってのは、今までできなかったことが
サクッとできる状態になることで。
そこに至るためには経験値を溜めなければならないわけで。

経験値を溜めるためには時間が必要なのはわかってるんですが、
時間はそうそう自由になるもんじゃない。

いや、本当はわかってるんですよ。
本当に足りないのは時間じゃない。
自分の場合、物事の優先順位とか、その日の気分とか、
きっとそういった類のものです。
時間が余ったら絵の練習じゃなくてツクツクしたり寝たりするもん。

大事なのは「よし今日は何か描くか」って思えるきっかけでしょう。
たとえば、日記で絵の話をするついでとかさ!

□□+.jpg
ロロナかわいいよロロナ。PS3ないけど。

上達してるんだかどうなんだか自分ではイマイチ実感できないけど、
昔よりはマシになってるさ。
それだけでじゅうぶん。

雑記 ] 2010/08/11(Wed)
画像を読み込んでプヨプヨさせる「Puyopix」が面白い。

Puyopixとは、pixivの絵やTwitterのアイコンを読み込ませると
自動で背景を切り抜いて(透過pngも可)プヨプヨにしてくれる
サービスです。

これが面白い。
いろんなプヨプヨが見たくてランダム表示したり
pixivのタグを巡ったりして、なんとも時間泥棒です。

さて、プヨプヨといえば。
そうだね、やる事は一つだね。


PuyoPix

暑い夏には涼しげなものを。
モンテいじり放題! マウスで掴んでモニャモニャにしよう!

これ、固さも調節できるんだぜ。
お好みの固さでお召し上がりください。

 →やわらかめ
 →ふつう
 →かため

使い方は簡単。
PixivやTwitPicなど(「対応サービス一覧」に載ってるもの)に
画像をアップして、「絵を読み込む」でURLを入力するだけ。
貼り付けURLの後ろに「&s=(1~100の数字)」をつけると
固さが調節できます。

みんなも遊んでみよう!

正七面体のパラダイム ] 2010/08/08(Sun)
「人それぞれ、本当は見えている色は違うけれど、
それが“赤”って呼ばれてるから、共通認識としての“赤い”色だと
思っているだけじゃないか?」

そんな話で、高校生の頃、友達と盛り上がったことがあります。
(これに「クオリア」という名前がついていることを知ったのは
もう少し先のこと)

正七面体のパラダイムは、そういう、何の役にも立たない思考実験に
ロマンを感じる人に向けた作品集です。
哲学的ゾンビとか。超ロマン。

そんなこんなで、各作品ごとの裏話に行ってみましょう。
本文よりも裏話のほうがボリュームがある気がしなくもないですが、
思い入れってのはそういうもんです。

--------------------------------------------------
[君の見た世界]

「この世界は自分にはこう見えているけど、
そう思っているのは自分だけで、本当は全然違う場所で
ただの奇行を繰り返している人なんじゃないか」

このテの不安(妄想)を小さい頃に抱えたことがある人ってのは
あまりいないかもしれません。
けれど、少数ながらも確実にいるはず。

妄想から来る不安というのは説明するのが難しい上、
他人に言ったところで「なにそれw」ってなるだろうと
子供ながらにわかっているので、
だいたい記憶の奥底に封印指定されるものです。

で、大人になって、そういう妄想をしていたということすら
忘れてたわけなんですが。

NARUTOの岸本先生が(単行本が手元にないので内容はうろ覚え)
子供の頃、習字の時間に「自分はここを教室だと思っているけど
本当は知らない人の家に上がりこんで
いきなり習字を始めてる変な子なんじゃないか」みたいなことを
考えてたって書いてたのを読んで、
「あ、これ自分だけじゃなかったんだ」と思ったわけです。

それから数年。
他愛もない妄想は、こうして立派にネタになりましたとさ。

こういった妄想と無縁の人には新鮮さを、
経験した事のある人には「あるある感」を。
それがこの作品集のコンセプトなので、一番わかりやすいこの話を
最初に持ってきました。

短編集の並び順というのは、重要なもので。
読者がすんなりと世界に入れるように
最良の配置をしなければいけません。

長編作りで言えば、情報を出す順番とタイミング。
「構成」の部分です。

「構成」は、「構想」「描写」と並んで
(自分にとって)大事な要素なんですが、
なにげに軽視されがちです。
「他人に読んでもらうことを意識していない(という印象を受けてしまう)」
文章ってのは、構成がおざなりにされているパターンが多いのでは
ないでしょうか。

この作品集では、そういった、並び順による
情報の展開をかなり意識しています。
意識したけど難しいね、やっぱり。

この話の役割は「世界観を伝えること」。

ですので、描写は最小限にしてスパッと終わらせる。
ここで肉付けしてダラダラさせるのは、一つの作品としては正しくても
役割的には間違っています。

べつに意識してやったわけではないんですけど、
4ページで起承転結になってる感じがします。
無駄な肉をそぎ落として残った骨格が、
起承転結ってやつなんだろうね。



7/16までの拍手返事。

>うちのパソコンは七窓ですが、応答なしに耐えてパラダイム7つとも見ました。慣れてないっておっしゃっていましたけど、普通にうまいじゃないですか・・・

痛みに耐えてよく読了した!感動した!
でもゴメン、実は8つあるんだ……
途中で強制終了したらあとがき出ないんだ……
こういうジャンルは書き慣れてないとはいえ、実際やってみたら
けっこう自分の作風に合ってた。苦手ジャンルでもなかったし。
苦手ジャンルのほうがヤバい。
なもさくの百合純愛ノベルのほうがヤバい。
べつに純愛でもないけど、もう「純愛」の二文字だけで恥ずかしくて死ねる。


>そういえば、遊んでいる途中のメニューの項目を決定するときにも落ちることがありました・・・
ある一種のゲイツの呪いですかねこれ。


決定音とBGM変更かな。DirectX関係なら。
DirectXの罪はそれを統括するMicrosoftの罪であり、
Microsoftの罪はそれを統括するゲイツの罪。
そしてゲイツの罪はそれを統括する人類の罪であり、
人類の罪はそれを統括する世界の罪。
全部この世界が悪いのだよ!


>正ム面白かったです! ちょっと怖いけど!

正ムって略した人は初めてだよ!
なんか、急いで「政治」って書こうとしたら合体して
新たな漢字が生まれたみたいな字面になってるよ!
正ム.jpg
感想掲示板でも言われたけど、怖いって感想は予想外だったな。
べつに幽霊もオバケもゾンビも出てこないのに。
ホラーの恐怖ってのは幽霊そのものよりも、その理屈を越えた出来事が
いつか自分の身に降りかかるかもしれないという恐れなのかも。


>矛で盾を貫通するも、矛は壊れ、盾も破壊されるが、攻撃を反らしてノーダメージというのはどうでしょう。

一周して私が最初に言った意見に戻っちゃったよ!
君たちにはなんだか大切なことを教わった気がするよ……
結果的には何も変わっていないかもしれない。
だが、結論そのものよりも、一つの問題に大して真剣に考えるという
その行為に意味があるのだ、と。


>私はゲイ2を愛す。見よウィンテル時代のCPUの発展を。だが今は!?私はゲイ2を愛しているよ…。

ペンティアム~ペンティアムIIIあたりの発展はすごかったね。
発展しすぎて限界に達して、もうムーアの法則は
適用されなくなったんじゃないだろうか。
ゲイツとCPUは関係ないような気がするけど、
私はCPUを愛しているよ……
「intel inside」を「インテル入ってる」と訳した人を
愛しているよ……
あれは稀代の名訳。


>ガッ

ぬるぽ! ぬるぽ!


>パラ犬様のご自宅には、かのパンドラの箱のモデルになった「パラの箱」なるオブジェクトが存在していると聞いたのですが、その話は本当ですか!?

それはこの「開ければ世界が滅びる箱」ですね。
それは私だけでなく、誰もが平等に持っています。
“世界”なんてものは、その人の頭の中にしかありません。
世界を滅ぼすことはとても簡単で、誰もがその人生のうちで
必ず一度は犯す罪なのであります。
世界を掌握するがゆえに私は神。そしてあなたも等しく神なのです。


>因みに、ごくまれにタイトル部分で操作が効かず止まるという現象があります。罠は二つあった!

タイトル画面でセーブしたら、タイミングによってクリックが効かなくなるぅぅぅ!
これはたぶんアレだ。タイトル部分をデフォの「タイトル」じゃなくて
イベントの「クリック待ち」で作ってるからだ。
罠は二つあった!


>桃の種って子供が書いたあのお話だと思ったんですがあってます?

詳しくは桃の種の裏話の回で書くヨー。
一応、おばあさんのつもりで書いたけど、合ってるよ!
感想掲示板でも、わかってもみんなこの話についてはボカして書いてくれてる
空気の読みっぷりは素晴らしいと思った。
あなたのボカしっぷりもナイスです。
返信不要の拍手コメで送ってくれた人たちもネ。

雑記 ] 2010/08/04(Wed)
夏といえば海。
海といえば、そう、深海生物だね!

深海生物はロマンです。

ツクーラーの皆様におかれましては、
資料という名目でモンスター図鑑等をお持ちの方も
多いと思われます。

しかしその一冊が命取り。
それがきっかけで、いつの間にか幻想生物の世界に
どっぷりとハマってしまって、
変な生き物にハァハァしてしまう人間になるのです。

深海生物はロマンです。
やつらはこっちの想像力を軽く超えた姿をしてやがります。

ムラサキカムリクラゲとか、相当ヤバいです。
こいつ真ん中の部分からビーム出しますって、絶対。

ダイオウグソクムシはこの手の話題では基本ですね。
ダンゴムシなんてザコですよザコ。
よく見るとイケメン。

あと、漁師さんのブログに載ってた海底生物の写真(※グロ注意)が
いろんな意味ですごかった。
テヅルモヅルの一種らしいです。
海はいいねぇ。オキノテズルモズルにスカシカシパン。

これは、アレだよね。もうクトゥルフの眷属か何かだよね。
人間の脳味噌を啜ったりするタイプですよ。

冷静に見たら、水圧の関係で破裂して内臓出てるから
グロくなってるっぽいんですが、触手は自前なのでオッケーです。
触手はエロいね。

有名な深海生物はだいたい知ってるつもりだったんですが、
それでもまだまだびっくりできる形をした生き物が
いるってもんですよ。まさにロマン。

これが遠い遠い異国の海の底じゃなくて
日本近海にいるってのがすごい。
このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。

奈落の歌と青い鳥 ] 2010/08/02(Mon)
ウインドウスキンをどうしようか迷うの巻。

なら歌は、「なるべく自作しない」が目標でして。

しかし、ウインドウスキンがデフォのままだというのは
なんだか味気ない。
ウインドウスキンはいつでも目に入るものですから、
作品の印象を左右する地味に重要な要素です。

たとえ目新しい素材をふんだんに使っても、
ウインドウスキンとレイアウトがデフォのままだと
デフォっぽく見えてしまうもんです。これホント。
ここはテストに出るからアンダーラインね。

さて、どうしようか。
デフォの色だけ変えるというのも、なんとも味気ない。

自己主張しないウインドウが欲しいんですが、
デフォのウインドウスキンの色を他の色に変えると
急に枠の部分がが自己主張しはじめるという。
あれは派手な青色だからこそバランスが取れているんだ。

しかし、枠を自作するというのも、一苦労です。
VXでドット打ちをすると浮きますから、手描きが基本。
しかし、手描きで複雑な模様を作ると、
スキンからウインドウを生成したときに
繋ぎ目が不自然だの途中で切れてるだのループ感バリバリだのと
微調整を繰り返すハメになるのは目に見えています。

何か利用できそうなものはないか。
そう思ってツクールを眺めていたら、目に付いたもの。

これだ!

チップとデールの大作戦.jpg

絨毯のマップチップ。四隅がオートタイルで繋がっています。
そう、繋がっているのだよ! オートタイルは!

これをアレコレ加工して。

僕たちは繋がっている.jpg
クリックでステータス画面サンプル

できた!

オートタイルですからそのままで綺麗に繋がってる。
素晴らしい。
いい感じに自己主張しないやつに仕上がった。
素晴らしい。

利用できる素材は何でも利用する!
求めよ、されば与えられん。



「なるべく自作しない」というアレについてなんですが、
これはべつに、デフォでも面白いものは作れるんだ!みたいな
信念とか志とかそういうものがあるわけではなく、
単になんでもかんでも自作してると完成しないからです。
かんせいさせるのはだいじ。ちぃ、おぼえた。

自分は放っておくとすぐに修羅の道を突き進んでしまいますから、
なら歌は、意識して現実的にいかないと。
制限の厳しいあのDSでできたんだから
VXでも我慢できるはず!

あれもしたいこれもしたいと考えて膨らませるのは簡単ですが、
いったん妄想すると、それを取り下げて縮小するのは難しいものです。
人の欲とは恐ろしいものよ。



7/12までの拍手返事。

>「してるんだらかねっ」Σ( ゚д゚)ハッ! パラ犬さん、これは孔明の罠だ!

ツンデレ解釈とは、表面的な言葉の裏に隠された真意を読み取ること。
ツンデレをただ逆のことを言うだけのテンプレートだと見てしまうことは
それこそがツンデレ道に反するというものです。
考えるな、感じろ!


>たぶん、ホコのエまでコナゴナにするんだよ、そのタテは。でもそのあとにホンタイからのパンツはフセげないんだよ。

パンツはしょうがないな。
盾は矛に負けた。しかし、パンツが見れたぶん、
試合に負けて勝負に勝ったのだ。


>某飲むプリンを買ったら、スプーンが付いてきました。店員が忙しそうな感じだったので、普通のプリンと間違えたのかもしれないですが。。。

ストローついてるのに! 店員さんったら、うっかりさん!
と思ってたら、数日後、自分の買ったやつにも
スプーンが付いてきた……
君と僕、二つの運命は今ここに邂逅した!


>シメキリガードお疲れ様でした!レッドカーペットは、ショートネタがブームなのと、増えすぎた若手芸人の出演枠という事務所の需要と好きな芸人を見たいという視聴者の需要に見事にマッチした番組なんだそうです。

シメキリガードありがとう!
レッドカーペット打ち切りになっちゃったね。
イッテQと時間かぶったらそりゃ視聴率取れないわ。
若手芸人はギャラが安いから製作側としてもお得だろうね。
中堅になるとお金かかるから逆に使いにくいんだとか。
ひょっとして、M-1グランプリで優勝したコンビの出番が
ほとんどないのも、このへんがからんでるのかも。


>おつかれさま!

おつあり!
シメキリ破ってばっかりじゃないんだぜ!
この調子でバンバン完成させていけるように……なったらいいな……


>締切は破壊される。その絶対的な運命を破壊するとは。これが君か。これが人間か。     とりあえずシメキリガードおめでとうございます。そしてお疲れ様です。

シメキリガードお疲れました。
そう、我は破壊者(ブレイカー)……
破滅の運命すらも破滅させてやるさ。
運命よ、お前が我に与えた破滅の呪いで、おまえ自身に牙を剥こう!


>最終日ブーストは自分だけじゃなくてほっとしました。あとパラ犬さん+シメリキガーディアン=パラキリ・・・いえ、なんでもありません。

腹切ィ!
私の記憶が正しければ、No.45「Revenge The Punish」が
最終日ブースト第一号だったはずだから、
全56作品中12作品が最終日ブーストということに。
みんなギリギリまでやりすぎ!

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