そう言ったからには解説せねばなりますまい。
そんなわけで、例ってことで
活力の象徴「ワンド(棒)」の解説をします。
やる気、欲しいですよね。
どんどん欲しいですよね。
やる気があればゲームが完成しますもん。
ParaSite2D6 RPG館はゲーム製作サイトです。
タロット占いとは、カードが象徴するものを現実に当てはめて
新たな視点を得る行為です。
単なる当て物ではなく、普遍的な流れを重ね合わせて見ることで、
現状、そして、その先を分析するツールです。
せっかくなので、ここはゲーム製作に当てはめた流れにしましょう。
ゲーム製作を例にしますが、他の趣味でも同じです。
とにかく「何かをやりたい」と、心の底から思ったとき、
それがワンドのスートです。
ゲーム製作という状況下において、やる気という原動力を得て
先へ先へと進んだ場合、何が待ち受けているのか。
そしていったいどんな落とし穴が潜んでいるのか。
一緒にスタディしていきましょう。
なお、ここでは、ウェイト版と呼ばれるデッキをベースにしています。
絵がついててわかりやすいからという、単純な理由。
小アルカナはスートと数字で解釈するもの。
数字の意味を覚えてしまえば、絵がついてないデッキのほうが
柔軟なリーディングができて便利だったりもしますが、
そこはお好みでってやつで。
それと、これは今回に限ったことではないですが、
人によってカードの解釈は様々です。
ゆえにここで書かれていることも、参考程度ってことでお願いします。
自分がしっくりくる解釈を採用すればいいんやで。

ワンドの1:始まり
やる気がニョキッと芽生えたところです。
それは、「こういうゲーム作りたい」とひらめく瞬間だったり、
「ツクール買った! よっしゃ作るぞー!」だったり、
「ホームページオープンしました!」だったりと、形は様々です。
0から1へ、無から有へ。
何もなかったところに、何かが芽生える瞬間です。
全てはここから始まります。

ワンドの2:計画
絵の人物が手にしているものは地球です。世界を俯瞰しています。
地球(タマ)取ったる!的な野望を胸に、行く先を考えています。
ツクツクで言えば、ネタを考えたり実際に作ったりしているところです。
苦しくも楽しいところですね。

ワンドの3:結果
計画はついに実行に移され、放った交易船が積荷と共に帰って来ます。
なんか黄色いですけど、海です。船浮いてます。
ゲームが完成し、その反応が返ってくるときです。
手にするものは、望んだ結果か、望まざる結果か。

ワンドの4:安定
完成を祝してパーティーが開かれます。
作る苦しみから解放された穏やかな時間です。
ゲーム製作という冒険を味わったあなたには少し退屈かもしれません。
ですが、今はその幸せを噛み締めましょう。
次の冒険に出かける日を夢見ながら。
めでたしめでたし。
~HAPPY END~
終わっちゃったよ。
全てのスートは3で目的を果たし、4で安定します。
終わっちゃったよ。
10で完成って言ったじゃん、あと6も残ってるじゃん、
どうすんのコレ、尺考えろよ。
大丈夫です!
世の中そんなに上手く終わりません! ヨカッタネー
ゲーム製作でやる気が欲しいという場合、
想像するのってせいぜい4までですよね。
有名になっちゃったらどうしよう~なんてのは、3のステージですしね。
ここまでで、ゲームを完成させ、様々なものを得ることができました。
あなたは成長し、今まで作れなかったものまで作れるようになりました。
その力をもってさらなる成長を遂げることでしょう。
全ては軌道に乗りました。
この楽園が永遠に続くと誰もが信じている、そんなワンドの4。
夢は叶います。叶えられるだけの力を、今やあなたは得たのです。
そこに、さらにやる気が加わると、ゲーム製作はこうなります!

ワンドの5:争い、混乱
盛り上がってまいりました。
次回へ続く!
しまった、前後編が年をまたいでしまう。今日12/31じゃん。
明日にすりゃよかった。
とりあえず、よいお年を!