寄り道は祠と根っこをコンプしたので、いったんクリアしてから残りの要素をやり込もうって思ってたら、ラストバトルからエンディングの流れが良すぎて、満足感がすごくってェ……
そもそも自由度の高さという性質上、シナリオは単純なもんだと油断してたんですよ。
なんせ、やろうと思えば地上のイベント全部無視していきなりラスボスを倒しに行くことだって可能なぐらいですし。
それが、物語の力強さと演出で真っ向から殴られた感じ。王道の強さを見せ付けられた。
姫様をちゃんと見つけられてよかったねって。いやまあ放ったらかして寄り道ばっかりしてたんですけど。
もうね、感想なんて、良かったとしか言えない。ここが良かったとか言おうとするとこの気持ちの何分の一も表現できない。
プレイしてよかった。
なんかね。自分、まだゲームを楽しめたんだって。
ゲームをやらなくなってからもう長いこと経っていたわけですが、そのずっと前から惰性でゲームをやっていたと思います。ゲーム制作の材料は遥か昔のゲームの思い出を咀嚼するだけで、新しいゲームは制作のネタを仕入れるためのものになっていた。
ティアキンも3Dゲームの物理演算に興味があったから。だいたいBakinのせい。
仕事が終わったら何もやる気が起きずに死んだ目でスマホ眺めてダラダラすることしかできなかった虚無の時間が、こんな冒険の旅に化けるなんて。
ゲームって素晴らしい。
総プレイ時間400時間。これ全部虚無に溶けてたのか。怖っ。
ティアキンをやりすぎて、世界がティアキンに見えてしまうのが困った副作用ですね。
壁はまず登れるか登れないかを判断してしまうし、鳩が歩いてたら照準カーソルが出てきてヘッドショットを狙ってしまうし、Windowsのロック画面の世界の風景が全部この景色ハイラルで見たなって思ってしまう。
あと、夢の中で、バク宙からの弓スロー(空中で弓を構えると集中モードに入って周りの動きがスローモーションになること)ができました。
夢って自由であるように見えて、体が知ってる動作しかできないじゃないですか。
バック宙返りはできる。これは単純に自分が昔はバク宙できたからできるってだけで。
弓に関してはやったことがないので、できないというか無意識下での選択肢に入っていなかった。それが照準カーソルという視点を得て、あたかも自分のスキルのように発動するって、なかなか興味深いことだと思います。肉体感覚と疑似感覚が融合するって。
ゲーム画面の見方も根本的に変わった気がします。
今まで3Dと言ってもなんやかんやで2D的な見下ろし視点だったんですよ。それが今なら3D空間でイメージできそうな気がする。
これはBakinの可能性、広がっちゃうんじゃないのー?
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